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発泡スチロールの特徴

【特性】空気をうまく活用しています

《98%の空気が、優れた特性を発揮します》

発泡スチロール(EPS)製品は98%が空気であることから優れた「断熱性」と「緩衝性」の2大特製を生み出しています。さらに「軽量性」「加工性」に優れ「耐久性」も高いことから様々な分野で使われています。また、単一素材であるためリサイクルがとても容易です。

特徴について

1.断熱性

発泡ビーズの集合体で、各々のビーズは「小さな空気の部屋(独立気泡)」で構成されています。各気泡では空気の対流が少ないので熱が伝わりにくくなります。

2.緩衝性

独立気泡は衝撃吸収性に優れ、家電製品や精密機器などの包装材・緩衝材として製品を衝撃からガードします。

3.軽量性

製品の体積の98%が空気で構成されていますので、2%のポリスチレンの重量だけの重さとなります。

4.省資源性

石油由来の原料2%のみという非常に省資源な素材です。

5.耐久性

直射日光(紫外線)にさらされなければ半永久的に形状を保持することができます。全体で荷重を受けた場合は、1平米あたり5トン※の荷重を受け続けても問題はございません。2020年のEPS需要の中で、28.4%が1年以上使用される用途でした。
※ 50倍発泡EPSの許容圧縮応力

6.リサイクル性

単一素材であり、熱を加えるだけで容易に再生原料(インゴット、ペレット化)として生まれ変わるリサイクル特性に優れた素材です。

7.加工性

刃物や電熱線を利用し簡単に加工することができます。
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